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表裏一体。

2008年09月18日 20:30

光と影が表裏一体であるように、医薬と毒薬は表裏一体なのです。
いかなる良薬でも使い方次第で人を容易く殺めてしまう毒になりえるし、また逆にいかなる猛毒でもメカニズムを解明し、使いようによっては多くの人々を救う希望の光になるのです。
医薬を語る上で最も重要なことです。
今日はまずこれだけを覚えてください。

これは何かといえば、今日の「医薬概論」の授業の一部の抜粋です。
どういうことかといえば、述べてある通り。
要するに何であっても使いようと言うことです。
この時の例では、毒と転じる医薬としては抗がん剤・インシュリンを、薬に転じる毒薬としてはボツリヌス菌毒素とイペリット(マスタードガス)が上げられていました。
抗がん剤、インシュリンについては言わずもがな。
その量、投与法を誤ればあっという間に死に至る猛毒となりえます。
また、体にいいと最近流行(…ってこともないか)のビタミンC(L-アスコルビン酸)でさえ、一度に摂取しすぎると下痢や腹痛を引き起こします。

逆に、(現在発見されている中で)最強の毒性を持つといわれるボツリヌス菌毒素。
これはとんでもなく強力な神経毒ですが、極々微濃度のものを注射投与してやることで神経伝達を遮断し、極めて有効な痙攣抑止剤として利用されています。

あるいは、第一次世界大戦のイープルで始めて用いられた"化学兵器"である、イペリット。
その特有の色と臭気でマスタードガスの名で知られるこの兵器ですら、白血病の、白血球の増殖抑制剤として多くの白血病患者の病状進行を食い止めています。

そしてこの理屈は医薬品等のみならず、その他の様々なものに当てはめることが出来ると思うのです。
例えば政治。
昨日独裁国家紹介番組などと言うものが放送されていて、中々面白く見ていたのですが、これもある意味日本が行っている民主主義に当てはめてみればどうだろう?
日本では一般的に独裁制は悪だという見方が優勢です。
ですので仮に民主主義を医薬、独裁を毒薬に置き換えてみるとします。

民主主義も行き過ぎれば、国民の意思がまとまりきらず、それはかえって不安定な政情を生みます。
逆に、行き過ぎれば弊害を生じる独裁制でも、優れた力を発揮する独裁者の下では強力な統制の元において、時に国民生活の向上に繋がっているケースも(現在のベラルーシのように)事実存在しています。(必ずしも自由を抑圧しているとも限りません(ジンバブエや北朝鮮みたいなのももちろんありますが)。
もちろん日本でも独裁制をやればいいなんて考えようとも思いませんが、リーダーシップのやや足りない昨今の日本の指導者にも少々毒に近い荒療治が必要なのでは?と思うのです。

長くなるのでここらで切り上げますが、他にも環境問題や経済問題などにもこの理論を当てはめられるのではないでしょうか。
そして、そろそろ毒による荒療治が必要な状態になりつつあるのかなあ・・・・・・


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