2010年01月07日 00:34
と、言うわけで、うpるの遅すぎですが、さる12/5日に行われた「米海軍横須賀基地 グランドイルミネーション」イベントの中の目玉イベントの一つ空母「ジョージワシントン」とヘリ空母「ひゅうが」の一般公開に行ってきました。
ああ、よいよい。
皆まで言うな。
遅すぎると言いたいのだろう?
分かっているさ。
……orz(土下座
さてさて、ひゅうがはともかくジョージの方はそうそう一般公開などしていない代物なので、テンション上がりまくりでした。
生憎当日の天気は散々で、写真もただでさえ残念な腕前に加えて天候補正も入って大変残念な仕上がりと割と写真に頼りがちな自分としては少々厳しいものが…(ゲフン
ともあれこの化け物艦のアホみたいなスケールが少しでも伝わればと思います。
ではでは以下よりどうぞ。
ああ、よいよい。
皆まで言うな。
遅すぎると言いたいのだろう?
分かっているさ。
……orz(土下座
さてさて、ひゅうがはともかくジョージの方はそうそう一般公開などしていない代物なので、テンション上がりまくりでした。
生憎当日の天気は散々で、写真もただでさえ残念な腕前に加えて天候補正も入って大変残念な仕上がりと割と写真に頼りがちな自分としては少々厳しいものが…(ゲフン
ともあれこの化け物艦のアホみたいなスケールが少しでも伝わればと思います。
ではでは以下よりどうぞ。
当日朝。
待ちに待ったジョージ・ワシントン一般公開日。
そも、一度作戦行動に出れば数ヶ月は帰ってこないことなどざら、年に公開するのも殆どこの「グランドイルミネーション」位という割とレアイベント。
これは行かねば。
情報くれた先輩に感謝、感謝。
さて、夏のブルーリッジの経験もあってかなり早くの出発と相成りました。
公開開始の二時間前にゲート前到着を目指します。
朝。
この時点から空は曇り空。
予報通り、既に不安で一杯です。

↑出た時点でこの空。
横須賀基地へは8月に一度行っているので行程はスムーズに。
程なくして横須賀駅へ。

実験艦あすかとかも居たのですが、残念ながら写真は撮れず。

横須賀駅のすぐ近くから見渡せた艦艇。
左は米海軍のアーレイバークフライトⅡAクラスイージス駆逐艦。
中央は何か分からなかったけどドック型輸送艦っぽい。
ちなみに奥の方に微妙に見えてるでかいシルエットが海上自衛隊最大の艦、ヘリ空母「ひゅうが」。
右は海自のおおすみ級輸送艦の二番艦「しもきた」
さて、出迎え艦に挨拶を済ませて、いざ米海軍横須賀基地正面ゲートへ。

……
人多ッ!!!!
いや、ちょっとまだ二時間前よ……
どんだけ暇人多いんすか……
といいつつもしっかり列に混じる自分も暇人ですね、分かります。
と、人ごみの中、ウォーシップガンナー2 鋼鉄の咆哮ポータブルをプレイしながらマッタリ待つこと2時間。
持ち物検査を突破し、ようやく中へ。
向かう先はもちろん世界最大にして最強の軍艦、ニミッツ級原子力空母 六番艦「ジョージ・ワシントン」
加速する高揚感に釣られるように、歩みも速まります。
の、前に少しだけ寄り道。

基地内の乾ドック。
船舶の建造や修理・整備に用いられる設備です。

前回8/1にお世話になった揚陸指揮艦「ブルー・リッジ」。
こいつも割かしでかい。
そしてどちらかといえば民間船舶じみた船体シルエットが特徴。
その奥(右の写真)に見えているのが、今回のメインディッシュ「ジョージ・ワシントン」です。
列に並び、貰ったパンフレットに目を通しながらゆっくりと進みます。
一歩歩くごとにwktkが止まりません。
そしてついに、目の前まで。

……でけえ。
とにかく、でかい。
流石世界最大の軍用艦だけあって、でかいです。
中央の写真はエレベーター。
右のは丁度真下から艦橋を仰ぎ見た写真。
これだけでもどれだけでかいかおおよそ察してもらえるかと思います。
戦時には、これに最大で70~80機あまりの戦闘攻撃機、電子戦機、哨戒機、各種ヘリコプター等を搭載し、更にこの動く空軍基地を護衛するイージス艦や各種補給艦等で空母戦闘打撃群を構成して活動します。
ちなみに、これがどのくらいの戦力かと言うと、
オーストラリア空軍の作戦機数が大体120機程*、スイス空軍で110機*、グルジア空軍で50機程*。
それ以下の国やそもそも空軍機自体無い国も多いため、小国や中堅国と同等かそれ以上の航空戦力を搭載していることになります。
(*:機数に関しては自分の調べた範囲内の情報であり、おそらく主要な航空機の概数かと思います。これと異なる情報も多いですし、この情報は間違ってる可能性がありますが、そこは比較が目的と言うことでご容赦を。)
海軍に関しても然り。
っとと、話がそれました。
話を戻します。
と、行っても空母すげーっ、でけーっ話が暫く続くわけですが。
タラップを上り、まずは格納庫へ。
クリスマスイベントということで、格納庫内も色々と飾りつけがなされていました。

左、クリスマス仕様のホイール。
中央と右の肖像は艦名の由来にしていわずと知れたアメリカ初代大統領。
ニミッツ級原子力空母はネームシップのニミッツ=チェスター・ニミッツ
以外の艦にそれぞれ歴代大統領の名前がつけられています。(ちなみに次に建造される予定の新空母「ジェラルド・C・フォード」は大統領の名前ではない)
格納庫を通ってネクストステージ、フライトデッキへ上がるのですが、その上がり方が航空機用のエレベーターで上がります。
人用ではなく、爆装した戦闘機を持ち上げる為のエレベーターだけあって、恐ろしいまでのパワー、そしてデカイ。
どれだけでかいかといえば、前記の写真でもお分かりかと思いますが、こちらも合わせてどうぞ。

うるさい上にガタガタ揺れて乗り心地は決してよくない、むしろ悪いのですが、アドレナリンだばだば垂れ流し状態の自分には楽しくて仕方ないです。
以前、サバゲした際にガチ物の陸自の払い下げジープに乗せてもらったことがあったのですが、それに近い感覚かも。(結して乗り心地は良くない、というかかなり悪い。しかし面白い。
テンション鰻上り状態で、フライトデッキへ。



上段左、艦橋とデッキ。広々。中央、こいつで戦闘機のジェットエンジンの排気から後ろにいる人・物を保護します。
上段右、デッキの様子その2。奥に見えるのは小松航空祭の時にも居たF/A-18.こいつはC型。今はE型へ更新が進んでいます。
ちなみにこいつを飛ばすにはカタパルトを用い、パチンコ弾の要領で飛ばします。
逆に着艦する時は、アレスティングワイヤというワイヤーに引っ掛けて、無理やり引っ張って止めます。
中央左、艦橋をピックアップ。艦番号の73(CVN-73)がまぶしい。中央、艦内テレビのロケの様。原子力空母ともなると乗員の総数は航空要員も含め6000名を数え、さながら一つの町。
中には映画館や歯医者などまであるように、テレビ局もあったりとか。
中段右、キャットウォーク。空母のデッキ脇にある細い作業用通路で、下はごらんの通り。高所恐怖症の人にとってはちょっと厳しいかもねww
下段左、アーレイバーク級イージス駆逐艦。中々いい見晴らし。
下段中央、RAM。ローリング・エアフレイム・ミサイルの略で、簡易の多連装近距離艦対空ミサイルのランチャー。主に対艦ミサイルの迎撃兵器として有望視されている新兵器。
下段右、シースパロー短SAMランチャー、こちらも艦隊空ミサイル。こっちは主に中距離域の航空機を目標とする。

将校さんと記念撮影。
なんかめっさ気さくでノリがいい。
さて、でけーっ、すげーっってはしゃいでる内に一時間が過ぎてました。
それこそ、艦の上で合流した川崎工廠長の大佐殿を放ったらかす勢いではしゃいでましたww
一時間少々デッキで楽しんだ後、再びエレベーターで格納庫へ。
上りも面白ければ、下りも面白れえwwwww
再び格納庫へ。
やっぱりデカイのですが、航空機数十機詰めるにはちょっと狭いなあとふと急に思ってしまった。


格納庫には武器やエンジンの展示、そして各種グッズ類の販売コーナー。
色々と展示されていて、こちらはこちらで中々興味深い。
上段左、F/A-18の主な搭載兵装。手前の物々しさと、奥の華やかな雰囲気とのギャップが凄いww
上段中央、F/A-18搭載機関砲。なんつーか相変わらずバルカンは厳つい。
上段右・下段左、F/A-18のエンジン。
右、消火要員。こんな格好でシュコーッ、シュコーッという音を出されたらこれを言わねばなるまい。
「フォースを使え、ルーk(ry」
この後、グッズコーナーにて思わず帽子とボールペンを買ってしまいました。
なんて商売上手な……
丁度これを見終わる頃からますます空の色が重く、鈍く。
なんかもう秒読み段階に。
ちなみに昼飯のピザ。
アメリカンなサイズのピザを大佐と割り勘で買って見ました。

まあ、結果は察してください。
当面ピザは食いたくない……
地獄はもう見たくない……
さて、丁度これを食べてるくらいのタイミングでだばだばと降り始めました。
なんか微妙にデジャヴったりする展開だったりしますが、それ以前にジョージでのんびりしすぎたせいでもう一つのメインディッシュである海上自衛隊の最新鋭護衛艦「ひゅうが」の公開終了の時間が迫っていました。
慌ててピザを捩じ込んで、早歩きで会場に向かいます。
ちなみに、雨は本降りに。
モウヤダモウヤダモウヤダモウヤダモウヤダ
何とか間に合って、列に並びます。



上段左、ひゅうがと見学待ちの列。
タラップを上がり、格納庫へ。ジョージほどではないものの中々広々としていて何より綺麗(上段右)。
ジョージは就役してから(配備されてから)17年ほど経っていますが、ひゅうがは去年就役したばかり、新品です。
綺麗なわけだww
フライトデッキへはやっぱりエレベーターで上がります。(上段中央)
こちらの方はやや小ぶりですが、かなり乗り心地が良かったです。
すぅうーっと上がっていきます。(もちろん、ウィンチの巻き上げ音とかはしているのですが、ジョージがガガガガガッガコンッ!だったのに対してこちらはスススーッ(ウィイイイイン)、カチャンって感じ(どんな感じだ))
こっちはこっちで面白いww
ちなみにひゅうがは第二次世界大戦当時の空母や現代の軽空母と同様に艦の中心線上にエレベーターを二基配しています。
ジョージのは全て舷側。
中央にあると飛行甲板に穴を開けることになり、運用上に問題があるという理由によるものですが、小型空母の場合逆に側面に穴を開けていることになるので、悪天候時に海水が入り込む恐れがあるため中央に配するというパターンが多いです。
また、ひゅうがはヘリ運用専用ですので、航空機運用上の支障も比較的少ないのも理由のひとつだと思います。
さて、甲板に上がったはいいのですが、かなり雨は激しくなってきていました。
写真じゃ分かりづらいですが、このとき相当な雨です。
しかも、風も結構強い。
終了時間も近いということであちこちで引き上げ準備中。
ついてないなあ……
写真中央~をだだだっと解説。
中央左、ひゅうがの艦橋。この近未来的な形状が魅力の一つ。中央、ここで航空管制を行います。ジョージワシントンにももちろんあります。ここで航空機の離着艦を取り仕切る人は「エア・ボス」と呼ばれていたりします。
中央右、搭載しているSH-60ヘリとそのパイロット。やたらと張り切り、超ノリノリw
下段左、ファランクス 20mm高性能機関砲(CIWS) ひゅうが間近に迫った敵の対艦ミサイルなどを水際で迎撃する最後の守り。海軍の基地祭では展示の定番。
20mmの徹甲弾を毎分4500発のサイクルで発射、1550発の弾倉を僅か20秒少々で空にします。
これは改良型のBlock1Bと呼ばれるタイプで、赤外線センサーなどを追加、水上目標などにも対応しています。
下段中央、先ほどのジョージ・ワシントン。デカイ。ここからが最高の展望ポイントでした。
晴れてたらいい絵になったのに、残念。
下段右、更にノリノリの海上自衛官の皆さん。実際に使っている訓練銃を構えさせてもらったり、ちょっと向けてみたらいやな顔どころかむしろ喜んで乗ってくれたりと、ありがとうございました。
ちなみに、誰がどういう役割なのか分かりますでしょうか?
さて、ひゅうがを出たあたりがピークでした。
雨が酷いの何の。
たまらず大佐と共にすぐ近くの喫茶店へ避難。
温かいコーヒーに(アメリカンコーヒーを注文、濃さがアメリカンなら量もアメリカンorz)和むことしばし。
雨も幾分弱まったので、撤収準備へ。
ちなみに、自分がトイレに入っている間、普段はそうそう見ることの出来ない艦旗降納をやっていたそうでorz

あたりもすっかり暗くなり、本来のメインイベントたるイルミネーションも雨に打たれて見る人もなく、どこか寂しげ。
その後は前回スゲーといっていた第七艦隊バンドのコンサートを聴き、撤収へ。

横須賀に来たならこれを食わねば。と、言うわけで帰りしなにカレーを食してきました。
中々に美味。特にビールがw
カレーの方は、美味いんだけど具が微妙にレトルトっぽいのが残念。
そんなこんなで、一日遊び惚けていたらもういい時間です。
職場の先輩の言葉が無ければ完璧にスルーしていたであろうイベント、情報をくれた先輩には大感謝です。
さて、実際に行ってみてあまりのスケールにただただ驚くばかり。
それほどまでに圧倒的。
航空祭ももちろんいいけど、海軍の動かざるビッグスケールもまた面白い。
航空祭のショー迫力には負けるところもあるけれど、これはこれで好奇心をそそろられ、面白みが尽きない。
今回は天候こそ残念だったけれど、そういう意味では大いに楽しめた。
次回もぜひ参加したい所です。
そして、今度は晴天の下のジョージワシントンとひゅうがを是非写真に収めてやる!w
待ちに待ったジョージ・ワシントン一般公開日。
そも、一度作戦行動に出れば数ヶ月は帰ってこないことなどざら、年に公開するのも殆どこの「グランドイルミネーション」位という割とレアイベント。
これは行かねば。
情報くれた先輩に感謝、感謝。
さて、夏のブルーリッジの経験もあってかなり早くの出発と相成りました。
公開開始の二時間前にゲート前到着を目指します。
朝。
この時点から空は曇り空。
予報通り、既に不安で一杯です。

↑出た時点でこの空。
横須賀基地へは8月に一度行っているので行程はスムーズに。
程なくして横須賀駅へ。

実験艦あすかとかも居たのですが、残念ながら写真は撮れず。



横須賀駅のすぐ近くから見渡せた艦艇。
左は米海軍のアーレイバークフライトⅡAクラスイージス駆逐艦。
中央は何か分からなかったけどドック型輸送艦っぽい。
ちなみに奥の方に微妙に見えてるでかいシルエットが海上自衛隊最大の艦、ヘリ空母「ひゅうが」。
右は海自のおおすみ級輸送艦の二番艦「しもきた」
さて、出迎え艦に挨拶を済ませて、いざ米海軍横須賀基地正面ゲートへ。

……
人多ッ!!!!
いや、ちょっとまだ二時間前よ……
どんだけ暇人多いんすか……
といいつつもしっかり列に混じる自分も暇人ですね、分かります。
と、人ごみの中、ウォーシップガンナー2 鋼鉄の咆哮ポータブルをプレイしながらマッタリ待つこと2時間。
持ち物検査を突破し、ようやく中へ。
向かう先はもちろん世界最大にして最強の軍艦、ニミッツ級原子力空母 六番艦「ジョージ・ワシントン」
加速する高揚感に釣られるように、歩みも速まります。
の、前に少しだけ寄り道。

基地内の乾ドック。
船舶の建造や修理・整備に用いられる設備です。


前回8/1にお世話になった揚陸指揮艦「ブルー・リッジ」。
こいつも割かしでかい。
そしてどちらかといえば民間船舶じみた船体シルエットが特徴。
その奥(右の写真)に見えているのが、今回のメインディッシュ「ジョージ・ワシントン」です。
列に並び、貰ったパンフレットに目を通しながらゆっくりと進みます。
一歩歩くごとにwktkが止まりません。
そしてついに、目の前まで。



……でけえ。
とにかく、でかい。
流石世界最大の軍用艦だけあって、でかいです。
中央の写真はエレベーター。
右のは丁度真下から艦橋を仰ぎ見た写真。
これだけでもどれだけでかいかおおよそ察してもらえるかと思います。
戦時には、これに最大で70~80機あまりの戦闘攻撃機、電子戦機、哨戒機、各種ヘリコプター等を搭載し、更にこの動く空軍基地を護衛するイージス艦や各種補給艦等で空母戦闘打撃群を構成して活動します。
ちなみに、これがどのくらいの戦力かと言うと、
オーストラリア空軍の作戦機数が大体120機程*、スイス空軍で110機*、グルジア空軍で50機程*。
それ以下の国やそもそも空軍機自体無い国も多いため、小国や中堅国と同等かそれ以上の航空戦力を搭載していることになります。
(*:機数に関しては自分の調べた範囲内の情報であり、おそらく主要な航空機の概数かと思います。これと異なる情報も多いですし、この情報は間違ってる可能性がありますが、そこは比較が目的と言うことでご容赦を。)
海軍に関しても然り。
っとと、話がそれました。
話を戻します。
と、行っても空母すげーっ、でけーっ話が暫く続くわけですが。
タラップを上り、まずは格納庫へ。
クリスマスイベントということで、格納庫内も色々と飾りつけがなされていました。



左、クリスマス仕様のホイール。
中央と右の肖像は艦名の由来にしていわずと知れたアメリカ初代大統領。
ニミッツ級原子力空母はネームシップのニミッツ=チェスター・ニミッツ
以外の艦にそれぞれ歴代大統領の名前がつけられています。(ちなみに次に建造される予定の新空母「ジェラルド・C・フォード」は大統領の名前ではない)
格納庫を通ってネクストステージ、フライトデッキへ上がるのですが、その上がり方が航空機用のエレベーターで上がります。
人用ではなく、爆装した戦闘機を持ち上げる為のエレベーターだけあって、恐ろしいまでのパワー、そしてデカイ。
どれだけでかいかといえば、前記の写真でもお分かりかと思いますが、こちらも合わせてどうぞ。


うるさい上にガタガタ揺れて乗り心地は決してよくない、むしろ悪いのですが、アドレナリンだばだば垂れ流し状態の自分には楽しくて仕方ないです。
以前、サバゲした際にガチ物の陸自の払い下げジープに乗せてもらったことがあったのですが、それに近い感覚かも。(結して乗り心地は良くない、というかかなり悪い。しかし面白い。
テンション鰻上り状態で、フライトデッキへ。









上段左、艦橋とデッキ。広々。中央、こいつで戦闘機のジェットエンジンの排気から後ろにいる人・物を保護します。
上段右、デッキの様子その2。奥に見えるのは小松航空祭の時にも居たF/A-18.こいつはC型。今はE型へ更新が進んでいます。
ちなみにこいつを飛ばすにはカタパルトを用い、パチンコ弾の要領で飛ばします。
逆に着艦する時は、アレスティングワイヤというワイヤーに引っ掛けて、無理やり引っ張って止めます。
中央左、艦橋をピックアップ。艦番号の73(CVN-73)がまぶしい。中央、艦内テレビのロケの様。原子力空母ともなると乗員の総数は航空要員も含め6000名を数え、さながら一つの町。
中には映画館や歯医者などまであるように、テレビ局もあったりとか。
中段右、キャットウォーク。空母のデッキ脇にある細い作業用通路で、下はごらんの通り。高所恐怖症の人にとってはちょっと厳しいかもねww
下段左、アーレイバーク級イージス駆逐艦。中々いい見晴らし。
下段中央、RAM。ローリング・エアフレイム・ミサイルの略で、簡易の多連装近距離艦対空ミサイルのランチャー。主に対艦ミサイルの迎撃兵器として有望視されている新兵器。
下段右、シースパロー短SAMランチャー、こちらも艦隊空ミサイル。こっちは主に中距離域の航空機を目標とする。

将校さんと記念撮影。
なんかめっさ気さくでノリがいい。
さて、でけーっ、すげーっってはしゃいでる内に一時間が過ぎてました。
それこそ、艦の上で合流した川崎工廠長の大佐殿を放ったらかす勢いではしゃいでましたww
一時間少々デッキで楽しんだ後、再びエレベーターで格納庫へ。
上りも面白ければ、下りも面白れえwwwww
再び格納庫へ。
やっぱりデカイのですが、航空機数十機詰めるにはちょっと狭いなあとふと急に思ってしまった。





格納庫には武器やエンジンの展示、そして各種グッズ類の販売コーナー。
色々と展示されていて、こちらはこちらで中々興味深い。
上段左、F/A-18の主な搭載兵装。手前の物々しさと、奥の華やかな雰囲気とのギャップが凄いww
上段中央、F/A-18搭載機関砲。なんつーか相変わらずバルカンは厳つい。
上段右・下段左、F/A-18のエンジン。
右、消火要員。こんな格好でシュコーッ、シュコーッという音を出されたらこれを言わねばなるまい。
「フォースを使え、ルーk(ry」
この後、グッズコーナーにて思わず帽子とボールペンを買ってしまいました。
なんて商売上手な……
丁度これを見終わる頃からますます空の色が重く、鈍く。
なんかもう秒読み段階に。
ちなみに昼飯のピザ。
アメリカンなサイズのピザを大佐と割り勘で買って見ました。

まあ、結果は察してください。
地獄はもう見たくない……
さて、丁度これを食べてるくらいのタイミングでだばだばと降り始めました。
なんか微妙にデジャヴったりする展開だったりしますが、それ以前にジョージでのんびりしすぎたせいでもう一つのメインディッシュである海上自衛隊の最新鋭護衛艦「ひゅうが」の公開終了の時間が迫っていました。
慌ててピザを捩じ込んで、早歩きで会場に向かいます。
ちなみに、雨は本降りに。
モウヤダモウヤダモウヤダモウヤダモウヤダ
何とか間に合って、列に並びます。









上段左、ひゅうがと見学待ちの列。
タラップを上がり、格納庫へ。ジョージほどではないものの中々広々としていて何より綺麗(上段右)。
ジョージは就役してから(配備されてから)17年ほど経っていますが、ひゅうがは去年就役したばかり、新品です。
綺麗なわけだww
フライトデッキへはやっぱりエレベーターで上がります。(上段中央)
こちらの方はやや小ぶりですが、かなり乗り心地が良かったです。
すぅうーっと上がっていきます。(もちろん、ウィンチの巻き上げ音とかはしているのですが、ジョージがガガガガガッガコンッ!だったのに対してこちらはスススーッ(ウィイイイイン)、カチャンって感じ(どんな感じだ))
こっちはこっちで面白いww
ちなみにひゅうがは第二次世界大戦当時の空母や現代の軽空母と同様に艦の中心線上にエレベーターを二基配しています。
ジョージのは全て舷側。
中央にあると飛行甲板に穴を開けることになり、運用上に問題があるという理由によるものですが、小型空母の場合逆に側面に穴を開けていることになるので、悪天候時に海水が入り込む恐れがあるため中央に配するというパターンが多いです。
また、ひゅうがはヘリ運用専用ですので、航空機運用上の支障も比較的少ないのも理由のひとつだと思います。
さて、甲板に上がったはいいのですが、かなり雨は激しくなってきていました。
写真じゃ分かりづらいですが、このとき相当な雨です。
しかも、風も結構強い。
終了時間も近いということであちこちで引き上げ準備中。
ついてないなあ……
写真中央~をだだだっと解説。
中央左、ひゅうがの艦橋。この近未来的な形状が魅力の一つ。中央、ここで航空管制を行います。ジョージワシントンにももちろんあります。ここで航空機の離着艦を取り仕切る人は「エア・ボス」と呼ばれていたりします。
中央右、搭載しているSH-60ヘリとそのパイロット。やたらと張り切り、超ノリノリw
下段左、ファランクス 20mm高性能機関砲(CIWS) ひゅうが間近に迫った敵の対艦ミサイルなどを水際で迎撃する最後の守り。海軍の基地祭では展示の定番。
20mmの徹甲弾を毎分4500発のサイクルで発射、1550発の弾倉を僅か20秒少々で空にします。
これは改良型のBlock1Bと呼ばれるタイプで、赤外線センサーなどを追加、水上目標などにも対応しています。
下段中央、先ほどのジョージ・ワシントン。デカイ。ここからが最高の展望ポイントでした。
晴れてたらいい絵になったのに、残念。
下段右、更にノリノリの海上自衛官の皆さん。実際に使っている訓練銃を構えさせてもらったり、ちょっと向けてみたらいやな顔どころかむしろ喜んで乗ってくれたりと、ありがとうございました。
ちなみに、誰がどういう役割なのか分かりますでしょうか?
さて、ひゅうがを出たあたりがピークでした。
雨が酷いの何の。
たまらず大佐と共にすぐ近くの喫茶店へ避難。
温かいコーヒーに(アメリカンコーヒーを注文、濃さがアメリカンなら量もアメリカンorz)和むことしばし。
雨も幾分弱まったので、撤収準備へ。
ちなみに、自分がトイレに入っている間、普段はそうそう見ることの出来ない艦旗降納をやっていたそうでorz

あたりもすっかり暗くなり、本来のメインイベントたるイルミネーションも雨に打たれて見る人もなく、どこか寂しげ。
その後は前回スゲーといっていた第七艦隊バンドのコンサートを聴き、撤収へ。

横須賀に来たならこれを食わねば。と、言うわけで帰りしなにカレーを食してきました。
中々に美味。特にビールがw
カレーの方は、美味いんだけど具が微妙にレトルトっぽいのが残念。
そんなこんなで、一日遊び惚けていたらもういい時間です。
職場の先輩の言葉が無ければ完璧にスルーしていたであろうイベント、情報をくれた先輩には大感謝です。
さて、実際に行ってみてあまりのスケールにただただ驚くばかり。
それほどまでに圧倒的。
航空祭ももちろんいいけど、海軍の動かざるビッグスケールもまた面白い。
航空祭のショー迫力には負けるところもあるけれど、これはこれで好奇心をそそろられ、面白みが尽きない。
今回は天候こそ残念だったけれど、そういう意味では大いに楽しめた。
次回もぜひ参加したい所です。
そして、今度は晴天の下のジョージワシントンとひゅうがを是非写真に収めてやる!w
コメント
OYOU | URL | U6M1AWu2
本当にでけえ!そして人多い!w
そこであえて鋼鉄の咆哮をやるのも、まことに趣深いww
しかし、一つの街並のスケールの艦っていうのも面白いなあ。テレビ局まであるとかwww
興ざめかもしれませんが、アニオタの自分としては思わず
マクロスやヱクセリオンを連想してしまうwまったくの架空ではなかったわけかっ
写真の出来を気にしている様子ですが、
ハイテンション軍人さん(w)をはじめ、イベントの楽しさ、
そして何よりこのスケール感は、存分に感じさせていただきましたよっ
ミリオタ(失礼)さんとしてもレアらしいこのイベントを
こうやってお伝えいただき、まことに感謝!
今後仕事上、海軍や空軍について調べる機会も出てくるかもしれない現状、
なかなかに興味深いレポでした!参考にさせていただきますー
( 2010年01月08日 08:53 [編集] )
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
( 2010年01月08日 09:16 [編集] )
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( 2010年01月11日 09:39 [編集] )
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